CHEAP PURPLE Official Blog

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東京での仕事が一段落して宮城県に戻って来ました。

友達の思いと共に。


きっかけは楽器管理をお願いしているバディ平原さんからのメール。

「何か必要なモノありますか？」

その時、避難所の方達の姿が浮かび「宮城に帰るんだったら何か持って行こう！
」と思いバディとリンドバーグのチェリーさんに支援物資のお願いをしました。

届け先は私の実家のある七ヶ浜町。町の救援物資情報をブログで紹介していただ
き友達やリンドバーグファンの方達から沢山の物資が集まりました。

バディと駒沢で合流し渡瀬マキさんに「うちからも持っていって！」と用意され
た物資を旦那の平川さんからいただきチェリーさん家へ。




ハイエース満載の救援物資とチェリーさん。




車を快く貸してくれたバディ平原さんと。


４日夜に松島に到着後、直樹と平間に避難所状況を聞き支援先を検討し、今日１
番に向かった先は七ヶ浜町中央公民館。




若いスタッフの方々に搬出と仕分けを手伝っていただきました。「リンドバーグ
のメンバーやファンの方達からの物資です」と伝えると「ええ！俺むっちゃファ
ンです！」と言って『もっと愛しあいましょう』を口ずさみながら荷物を運んで
くれました(^-^)

そして直樹や平間と話題になっていた東松島市の事をスタッフの方に話すと「そ
ちらはもっと大変でしょうからそちらに回してください。」と言って下さったの
で、３分の１くらいを降ろし、七ヶ浜を出て次に向かった先は松島町手樽地域交
流センター。町のホームページで要望していた加湿器をお渡ししたらとても喜ば
れました。

そして最後に向かったのは東松島市鳴瀬総合支所庁舎。

通行止めが解除された国道２７号線を向かうと景色は一変します。




仙石線東名(とうな)駅。


道沿いの東名運河には車や瓦礫が浮かび、コンビニに電信柱が倒れかかり、家に
は自販機が突き刺さっていました。

自衛隊の方達の瓦礫撤去もいつ終わるのか分からないくらい広範囲で本当に大変
だと思います。


鳴瀬庁舎に到着すると、駐車場奥にはテントで出来た簡易病院。玄関を入ると被
災者の方々の様々な手続きでごった返し、職員の方に支援物資の話をすると庁舎
裏の倉庫へ誘導され残りの物資を全てお渡しする事ができました。

応対して下さったのは同世代くらいのその職員さん一人のみ。「今のところ夜は
山形から弁当が届くが、ここ一週間食料が来てない。車が津波で流されて物資を
取りに行くのも大変」と困っていました。今避難所となっている庁舎も今後は野
蒜(のびる)小学校として使用するとの事、隣接する体育館は遺体安置所。全く整
理の追い付いていない倉庫が被害の深刻さを物語っていました。

今日足を運んだ３ヶ所の避難所。みんなの『思い』が詰まった段ボールを渡し終
えると受け取った職員、スタッフの方達は「本当にありがとうございました。」
と言って喜んでくださいました。


今回この企画に力を貸してくれた

バディ、リンドバーグのメンバーの皆様、もっちゃん、tokageのさきちゃんとエ
イリさん、松田さん、駒沢の若井家の皆様、池田さん、リンドバーグファンの皆様、

本当にありがとうございました。特に復興支援ライブ等で忙しいにも関わらず物
資の窓口になって更に中身の仕分けまでしてくれたチェリーさん夫妻と新車のハ
イエースを貸してくれたバディがいなかったら被災地に届ける事はできませんで
した。

今度、復興後の塩釜の来来軒でラーメンとチャーハンごちそうします！


復興までの長い道のり、自分にできる事をがんばります(^-^)